インタビュー「TenSwing board」の魅力④

「TenSwing board」の魅力 2025/12/15

　Ⅳ. 「若返り」と地域健康への貢献を目指す展望（2025/11/17　インタビュー１～４）

TenSwingボードが幅広い層に受け入れられている理由の一つは、その見た目の優しさにあります。見た目がブランコやサーカスのバランスボードに似ているため、患者は「難しいトレーニング」という恐怖感を抱かず、むしろ興味を持って楽しみながら乗ることができます。村田院長は、この**「怖がらない、楽しむ」**という要素が、患者の積極的なリハビリ参加を促していると考えます。力んでしまうと上手く揺らせない構造も、患者にリラックスして自然体でいることを促します。

村田院長は、TenSwingボードの使用によって患者の体幹が整い、姿勢が改善されることに大きな期待を寄せています。姿勢が良くなることで、前かがみといった「歳を感じさせる」症状が減少し、「若返り」効果が得られます。これは単に外見の問題ではなく、股関節機能の活性化がアンチエイジングに最も有効であり、患者が明るく、元気になっていくことにつながります。岡田病院には現在、月に数千人の患者が訪れており、院長は、病院から出ていく人が皆明るくなっていくことで、地域の健康度向上に貢献したいと考えています。今後は、病院内だけでなく、カフェやホテルのリラクゼーションスペースなど、外部施設への展開も視野に入れ、その効果を広めていく計画です。